tanpopodouu’s diary

東洋医学と山

奇経

身体に14本の経絡が通ってると言いましたが

実はそれ以外にもまだ道があります。


心身が疲れ切って一杯 一杯になってる時

天気によって調子が悪い時

アレルギー症状が起きたりした時

そんな時 経絡に流れてた気血が

どこかで通れなくなり あふれ出た時

緊急的に流れる道 ため池のような役割りをする

奇経と呼ばれる道があります。


病気になる前の最後の砦のようなものと考えてます。

たんぽぽ堂では最後にここを調整し

ため池からあふれ出ないようにしてます。

身体のなかにはいろんな機能が備わってますね。

簡単には負けないようになってます。


でも頑張り過ぎは いつか無理が来ます

上手に針灸マッサージや漢方薬

利用して乗り切り 病気にならないように

しましょう。f:id:tanpopodouu:20200224170011j:plain

東洋医学の真髄

f:id:tanpopodouu:20200216161958j:plain気の通り道 経絡の紹介です。

そもそも誰が発見したのか?

むかし昔の話なので分かりません

2000年も前のことで。

でも初めから今の経絡の流れが

あったわけでなく

時代と共にいろんな先生たちが付け足し

検証しながら今の流れになったようです。



経絡は五臓六腑につながってまして

例えば「手の太陰肺経」という流れがあります

これは肺から手にかけて道があり

手のツボに刺激を与えると喉や気管支など

呼吸器に効いてきます。中府や孔最などよく使います。

そんな感じで 肝経 腎経 胃経

大腸経 膀胱経 などそれぞれの臓腑に

つながってる道がありツボがあるのです。



これらは孤立してあるのでなく

一本につながってまして

身体中をぐるぐる巡らしてるのです

肺から始まり肝経までいくとまた肺経に

気は流れていくのです。


またそれぞれの経絡が相互に連絡しあって

影響を与え合ってツボを共有もしてます。

ここが東洋医学の素晴らしいところです。

漢方薬にしても針灸マッサージにしても

多種類の生薬の成分

14本の経絡の連携しあってるたくさんのツボ

これらが心身全体を調和的に効いてくるのです。

まさに多様性なのです。

これが効く というのでなくこれらが重なり合って効いてる

これが東洋医学の真髄です。

経絡

身体の中には14本の経絡という

気の流れ道があり

気は見えないのf:id:tanpopodouu:20200211103417j:plain

経絡も見えませんが

見えない道に見えない気が流れていて

ヒトは生きているわけです。


その気の通り道 経絡にツボが

361ケあるのです。

そのツボに針や灸 マッサージをしながら

気の流れがスムーズに行くように

調整していくのです。

ツボを探すのが私の仕事でもあるわけですから

ツボは大事な仕事仲間みたいなものです。


ストレスや気候の変化 心身の疲れによって

経絡の流れが悪くなると

やがて病になります。

そうならないように東洋医学は3000年もかけて

進歩しながら 今も時代にあわせて経験を積み

世界中のヒトに求められてる医学なのです。


日本も鍼灸漢方薬の研究 

論文を発表してるけど

少ないです。

中国やアメリカなどが多く

もう完全に出遅れてます。

たくさんの研究があると益々活用されて

人生が豊かに過ごせる

手助けになるのにね。



経絡

f:id:tanpopodouu:20200202164521j:plain東洋医学とは何だろう?

これを説明するのは 多方面からの視点で答えるとなると大変になるので

簡単に言うと 西洋医学とは違うものです。


何が違うかというと もう解剖学から生理学から

全部ちがうのです。

違うものだから併用して治療を受けるのは

とてもいいことです。


1番違うのは まず「気」が存在するのが

東洋医学です。


「気」って目に見えないから 胡散臭く感じる人も多いけど まぁ薬剤師の2人の子供らもそう思ってましたから 世間ではもっとそう思ってるでしょう。そういう僕もこの道に入って しばらくは活字だけの本の中だけの「気」でした。


でもやがて「気」はあるって分かるようになったんです。山歩きを始めるようになって

自然の中にいると 目に見えないものが流れてる。それが身体の中にも流れてるって実感できるようになったんです。まぁこんな話しはどうでもいいのですが…。ちなみに我々の資格は国家資格なので教科書で「気」については習うのです。




東洋医学

f:id:tanpopodouu:20200126154557j:plain2020年1月26日

今まで休日の山登りのことを書いていましたが

思うところあって ボケ防止もかねて

東洋医学に関わることをつづっていきます。


まずは自己紹介 これはいつも苦手 なぜなら

人前で話すのは緊張して 膝や手までガクガクと

震えて それ以来 自信喪失 

だから自己紹介でいつもつまずくのです。


簡単にいきますと薬学部出たあと鍼灸マッサージの専門学校に行き 上海中医学院で研修した後

たんぽぽ堂を開業しまして早三十年たちました。

趣味は山歩き 家族は妻と子供2人

今は2人暮らし 子供たちも薬学の道に進む。

と言ったところです。


さて東洋医学の話しに進みます。

めまい ふわふわ

2020年1月21日

昨日は体調のすぐれない方が多かったです。

ふらふら めまい ドウキ

胃の調子 頭痛 

どうやら天候のせいのようです。

同じような人がたくさんいる時は

たいてい天気のせいで

治るのもみんな同じ時期に治る。

海の仕事の方が来られて

今日は冬なのに南西の風がふいてた

これも原因の一つでしょう。

こんな時は水毒を除く胃のツボ中脘

陰陵泉 風のツボえい風 百会が効きます。

漢方薬は半夏白朮天麻湯 五苓散などが

身体や頭の循環を良くします。

不安定な天気が続きますが

甘いものやビールなど水分の多い物は

控えた方が良い時期ですよ。

新年のあいさつ

2020年 始まりました。

干支は庚子

九星は七赤金星

風水では

しあわせ数字は3と6

しあわせ方位は東南と北西

らしいです。

今年もみなさんとのご縁を

大切にしながら 頑張っていきます。

よろしくお願い致します。