tanpopodouu’s diary

東洋医学と山

緩和ケア講演会

先日、県病院の講演会に行ってきました。
ホスピス緩和ケアに関するDr.ブラムレイ講演会」
という内容です。

ホスピスというと癌末期の患者さんが最期を迎える場所…というイメージがあります。
Dr.ブラムレイはオーストラリアの医師で、在宅ケアを推奨しているようです。

講演会に来ていた人は医師、看護師、薬剤師、ケアマネージャーがほとんど。
鍼灸師柔道整復師としては場違いな場所に来てしまった感はありましたが、興味深い内容でした。

講演会を終えて、日本では制約が多くて在宅ケアは困難なのでは…と思いました。
家族の協力も不可欠です。
…難しいなぁ。

実際には、日本では癌末期の人を在宅で…というのは全体の7%程度だそうです。
オーストラリアでは30%とか。

癌による痛みをケアする(ペインコントロール)という意味では、我々の活躍の場もあるでしょう。
痛みに対しては鍼灸は効果がありますし、マッサージなどによるリラックスする神経の興奮により、質の良い睡眠もとれると思います。

病院の医師、看護師の方々とも連携して在宅ケアを勧められるシステムが作れれば良いですね。